縁日
「海の日」恒例の地域のイベント「縁日」に今年役員に当たっているmicchoさんは午前9時集合
の命に覚悟を決めて会場のコミセン(コミニティセンター)に出かける。
早くも真夏の太陽が肌を射す。よりにもよってこの暑さ、足取り軽く、とはとてもいかず。
我等五人組はフランクフルトの販売。ボスは御年82歳、私が一番若手。
冷凍のフランクフルトは、すでに真横一文字に6ヶ所切り込みがはいっているが、
長老の命により、斜めの切り込みを6ヶ所追加。凍ったフランクフルト300本に
黙々と切り込みを入れる。まるで「切られ与三」状態。
11時、ゴングが鳴る。熱湯につけてしんまであったまったフランクフルトが、ホットプレートにならべら
れ客を待つ。 あれっ、こんなに子供がいたのか、と思うほど親子連れがゾロゾロ。
Nきも両親に連れられて来る(地域ではないが)。近頃のお父さんはエライ。お父さんの方が面倒見
がこまやか。
2時半から全員参加のビンゴゲームで盛り上がって3時半お開き。
売れ残ったフランクフルトを10本づつ、買い取る。これって罰ゲーム?
近くのサイゼリアで5時からうちあげとの会長通達。サイゼリアかあ、やめとこ。
お揃いのエプロンを本部席の85歳の長老二人に一人づつ返しにいく。ねぎらいのお言葉、いただく。
いくら椅子にすわっていたとはいえ、85で朝から4時までがんばる老女はエライ!
この真面目さが、戦後の日本をささえてくれたんだわ。すぐ逃げ腰になるわが身を反省。
反省しつつ、苦言を呈す
近頃の若いもンはお客でしか来ン!!