冬の小ツアー

 演劇鑑賞会の京都南座ツアーにいってまいりました。

行きたいとおっしゃった７４歳は、気合をいれいて、コートを買ったのに

一週間前に、大阪へ遊びにいったのがたたり　めまいがするとかで　参加できず。

年よりドタキャンってやつです。

演目は、新春らしい世話物　芝浜と、江戸から明治になるときに

太陽歴に替えるお上の一言に振り回された話。

国庫の中身が足りなくなり、日数を縮めたっていう大隈さんの苦肉の策ですが

今もむかしも、庶民は大変。とくに主人公の『暦や』は　てやつ。

幕間にＵ之助さんのＺ進座創立、八十周年の口上があり

三列目中央の良い席なので、うちの家でおはなしを聞いているようでしたな。

Ｚ進座応援なので、広島、金沢からも市民鑑賞会のツアーがきていて

ハネたあと　南座前のレストランで出演者との交流会。

役者も嵐Ｋ史さんや　Ｙ之助さんぐらいになると、

オーラと　おばさんたちをひきつける話力は、たいしたものでした。

日曜日は雨もあがり、暖か。

朝の三井寺を散策のあとＫ　匠寿庵の六万坪のお庭とおひる。

この京料理がとてもおいしく、主催者は　おばさんたちを満足させるには

おいしいおひるを探すことかと　納得してました。

お庭と散策道の手いれはすばらしく、いや、なんにも咲いていませんでしたが

四百種植えられたのつばきのなかで、早咲きがちらり。

おじさんの説明に、ざぶとん一枚って、アイの手をいれながら

花の季節に　ぜひみなさんと訪れたいものと。

脚の達者なうちに。　ね。