広部はん日記

親戚交換日記令和版です。以前のと違って誰が書いているかわからないので、日記内に明記お願いします。(例:「miccho」「yooko」など)

スペイン3

 前回の渡スペ(アハハ)は平成10年、季節は3日早いだけ。前回マドリッドバルセロナ、今回逆回り。

今回三日短いが、見るべき物はみて、行くべき所は行った。闘牛見てません。なくてよかったわ。

前回、牛三頭殺すところみてしまって気分わるくなった。狩猟民族はいやだわ、満員の甲子園みたいに騒がしい。14年の月日は彼の国もかわったなあ、と実感させてくれました。

まず、景気がわるいにもかかわらずジプシーの姿見ず。前回グラナダの洞窟フラメンコを見に行くときの

緊張ったらなかった。まん前までタクシーで行き走って中へはいった。道は細くて真っ暗。今回みんなでゾロゾロあるいた。街灯も明るいし。でもフラメンコの「光と影」を感じさせてくれる旋律の背景としては、あっけらかんとした文明はいらんなあと勝手者の感想。地中海に面したスペインが誇る別荘地コスタデルソル、あっと驚くリゾートマンションの林立。10年前にバブルがきて最近はじけたらしい。つまり不良債権がどっと増えた。どこかで聞いたような話ですなあ。EU圏から日本でいう公的資金が投入。バブルの恩恵なしの私と同様、スペインの庶民も貯金、年金(あるのかないのか知らない)に利息つかず、しこしこと国がつくった借金返していくのね。ごくろうさん。でも完成にあと百年はかかるといわれていたサグラダファミリアが今年中に完成とか。全額寄付らしいから、バブルのときあつまったのね。バスからみる景色は羨ましいほどの耕作面積なのに行けども行けどもオリーブの木だけ。高速道路を造るため削られた地表をみると岩盤のうえに20センチ足らず耕された農地。これでは大根、ごぼう、自然薯・・・無理。水不足だかられんこんも。

見たくてたまらなかったジャカランタの花、堪能できました。残念だったのは四月が寒くて生育が遅れたとかでひまわりの花が一本も咲いていなかったことです。

yoookoさん、ありがとう。おかげさまでいい旅ができました。時差ボケ治るのに10日かかりました。

トシやわあ。