映画鑑賞
週のはじめからお天気がよくないねといいながら 小雨のなか
アンナ・カレーニナをみてまいりました。。
大文豪の作品だけれど 映画にするとスジが簡単になってしまう。
でも 帝政ロシア時代の雰囲気
寒々としたロシアの大地と主人公の熱情を描いた この文学作品を
なんとかしたいっていう葛藤が 劇場をつかった演出に表れておりまして
いいアイディアやなと思う反面 いまいち重厚さにかけて。
アカデミー賞衣装賞受賞にもまして
それを着こなす 主演女優の圧倒的なきれいさに
ただ ただ目の幸福をあじわいました。
きれいすぎて アンナに物語がかたよりすぎて
トルストイの真意はつたわらず 不倫はいかんよという映画になりました。
映画館を出ると 雨もあがり暑い日差しが。
となりのイトーヨーカ堂のフードコートで
梅おろしをのせた 冷たいおうどんを食べて帰りました。